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断熱改修でヒートショックを防ぐ

毎年起こる「ヒートショック」対策

毎年起こる『ヒートショック』

寒い時期に、暖房の効いた部屋から、廊下・トイレ・浴室などに行くと、急な寒さで体がゾクゾクした経験ありませんか?このような急激な温度変化がもたらす体への影響を「ヒートショック」といいます。部屋の移動に伴い室温などが急激に変化することで、血管が急激に収縮し、血圧が上昇します。これにより意識消失や、脳卒中、心筋梗塞への危険が高まります。(東京消防庁HPより)

例年”交通事故死亡数の倍”の方が、ヒートショックで命を落としています。死亡に至らないケースでは”めまいや立ちくらみ等で転倒し、打撲、骨折をした”などが具体例に挙げられます。高齢者の場合、これをきっかけに”要介護状態”になることも多くみられるため注意が必要です。

事例

冬場の救急搬送『ヒートショック』

冬場の急激な温度変化で起こる「ヒートショック」で、例年救急搬送されるケースが後を絶ちません。
12月~3月の寒い時期に高齢者の救急搬送が多発しており、医療機関・各都道府県などが注意を呼び掛けています。

茨城県の傾向


深夜に入浴をしている人は3人に1人。都道府県別にみると、深夜の一人入浴が最も多かったのは茨城県です。(リンナイ(株)調べ)



ヒートショックの原因を根本から考える

体から考える

【ヒートショックの影響を受けやすい人】

・65歳以上の高齢者(特に75歳以上)
・不整脈、高血圧、糖尿病など持病がある
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの病歴がある
・熱いお風呂が好きな人(41℃以上)
・飲酒直後に入浴する人
・一番風呂、深夜入浴、長風呂が好きな人
・「食事後低血圧の人」の食後入浴
・薬を服用直後に入浴する人

住まいから考える

【ヒートショックの起きやすい場所】

脱衣場やトイレを温めましょう
冷え込みやすい脱衣所や浴室を暖房することは効果的な対策になります。
入浴前に温かいシャワーで浴室内を温める方法や、浴槽の湯をかき混ぜて蒸気を立てる方法、断熱改修という方法があります。
暖房器具を持ち込む場合は、衣類等との接触による火災に十分注意してください。(東京消防庁HPより)

入浴時の「すぐに出来るヒートショック」対策

  予防 Ⅰ

飲酒後、精神安定剤・睡眠薬服用後の入浴。
深夜の入浴は控える。

  予防 Ⅱ

入浴前に脱衣室や浴室を温める。

              

  予防 Ⅲ

家族に一声かけて入浴する。高齢者の入浴時、家族は入浴時間をチェック!

  予防 Ⅳ

浴槽に浸かる前にかけ湯で体を慣らす。立ち上がる時はゆっくりと。

  予防 Ⅴ

湯温は40℃以下、浸かる時間は安全ラインの10分以内で。

結 果

室内の温度差を10℃以内に抑えましょう

ヒートショックは命にかかわる身近で見落としがちな現象ですが、環境要因が引き起こすものです。正しく理解し、本当の意味での安全策を講じることで防ぐことができます。 
早急な断熱対策を!

住まいのプロの解決策 【断熱改修リフォームでリラックスバスタイムを!】

脱衣場リフォーム

脱衣場でヒーターを使用することはヒートショック対策の一つです。
とは言え事前にスイッチを入れたり、家族全員が入浴するまで毎日点けっぱなしでは、電気代が気になりませんか?
浴室の断熱改修工事では寒さは大幅に軽減!同時に洗面台の交換をすることで、脱衣場は格段に明るく清潔になります。お洒落で機能性もアップし、日々のお手入れや生活が楽々。地球温暖化にも貢献できるリフォームって、素敵だと思いませんか。

トイレリフォーム

古い住宅の場合、冬場や夜中の尿意で心身共に負担を感じた経験はありませんか?暖房器具で短時間に室内を温めることは難しいですよね…。トイレは、壁、窓、便座を改修することで格段に断熱性能がアップし、体への負担を和らげます。手摺を付けるなど、将来にわたり使い易い空間づくりを希望される方も多くみられます。慣れてしまったトイレ特有の臭いや黄ばみも、一気に解消!

浴室リフォーム

断熱材の性能が低い又は劣化している(築30年以上)、そもそも断熱材が入っていない(築40年以上)、且つ単板窓ガラス…これは古い住宅によく見られるケースです。
現在、浴槽・壁・床など製品の性能は格段にアップしていて、断熱性能はもとより日々のお手入れや機能性、デザイン性の向上は生活を楽しくしてくれます。
 窓はペアガラスが標準で、交換することで冷気を押さえてくれます。
浴室は排水経路も劣化しているので、今後安心して日々利用することを考えるとしっかり作り直すことが大切な空間です。

他にも良いこと

「環境を守り」「健康を守る」エコな選択 断熱改修


断熱改修を行うと、冬に快適に過ごせるだけでなく、結露によるカビ・ダニの発生を抑制します。これによりアレルギーをお持ちの方の、症状軽減にも大いに貢献します。
光熱費のコスト削減、通院や薬代の削減など、経済健康面にも大いに役立つため、結果的には環境を守ることにも繋がていくといえます。


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