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無垢フローリングの選び方・材種の特徴




HOW TO CHOOSE!



【無垢フローリング選び ステップⅠ】 現状をピックアップする

フローリングを選ぶ際に大切なポイントとして、家族構成や使いたい家具の雰囲気、ペットがいるかどうかなど、様々な条件が挙げられます。また、世帯人数が多いか、夫婦のみか、介護の必要なご家族が居るか、来客が多いお宅かなどなど・・・一度書き出し、ざっくりと整理してみることが大切です。

【無垢フローリング選び ステップⅡ】 理想をイメージ化してみる

代替テキストをご記入ください
「こういう雰囲気の空間に仕上げたい」をもっとイメージ化するために、ネットやインスタグラム、雑誌などで、理想に近い画像を探してみましょう。出来るだけ沢山集めて、ご家族のイメージをまとめていきましょう。その上で、玄関、台所、リビング、洗面所、廊下など・・・イメージに近い材種を選んでいきましょう。

我が家は6年前にリフォームしましたが、その際、雑誌の切り抜きイメージを元に現在のLDKを作りました。その切り抜き写真は、今も記念にキッチンの壁に貼っていて、大切な思い出の一つとして時折眺めています。

【無垢フローリング選び ステップⅢ】 材種を知る

代替テキストをご記入ください
情報収集して、具体的なイメージが湧いてきたら、実際にどんな材種のフローリングがあるかを知るステップに入りましょう。フローリングは、部屋全体のイメージをつくる重要な素材です。

下記に、取扱い商品に関する材種の特徴をまとめましたので、是非ご覧ください。無垢材に同じ色・木目はございません。下記に記載したものも、主な例です。ご不明な点は、是非お気軽にお問い合わせください。

無垢フローリング 材種の特徴(下記の商品以外でも、ご希望の商品をお探しできます)

樹種名 /主な産地 /科 /特徴

分類 取扱商品
ナラ
日本・ロシア/広葉樹
オーク
欧・北米/広葉樹

フローリング材の中でも最も人気のある樹種のひとつで、オーク材と木目や色目がほとんど同じなため、同じ木材として扱われるケースが多いです。力強さと緻密さを併せもつ木目と、適度な硬さ、加工のしやすさは高い機能性を有します。柾目板には、虎の縞模様のような柄が入るのが特徴です。欧米など土足文化がある地域でも、古くから床材として長く使われてきました。耐水性が高く、ウイスキーの樽としても使用されていることから、台所周りにも適しています。落ち着いた雰囲気をイメージのお客様におすすめです。
カバ
日本/カバノキ科
・落葉広葉樹

サクラの代用品として使われていたものが浸透し、今や人気のフローリングです。調湿作用、耐久性に優れソフトな木目でありながら、程よく堅いので、学校の体育館や保育園、老人ホームなど様々な場所で使用されていたりと用途は多岐に渡ります。白色系~黄色がかった明るい茶系で、なめらかな表面、節が少なく、美しくバラツキの少ない木目は、部屋全体を上品な印象にまとめられます。広葉樹木の中でも供給が安定していることから価格帯も安定しています。
メープル/極東産
ハードメープル/北米産
/広葉樹

白色~茶褐色系で、茶色い点や筋が入るのが特徴です。ボウリング場のレーンにも使われるように衝撃に強く、摩耗による耐久性もあります。きめ細かなツルツルした仕上がりは、人気が高い材です。収縮やねじれが少なく緻密で美しい木目は、非常に肌触りの良い高級樹種として認識されています。冬場は、ややひんやり感じるかもしれませんが、スリッパをご利用の方には問題ありません。経年変化を楽しむ素材で、紫外線や酸化によりあめ色や褐色に変化していきます。経年変化を好まない方は、直射日光が当たらないお部屋や廊下などに利用されることをおすすめします。明るく、シンプルで、清潔感のある部屋をイメージの方におすすめです。
タモ
日本/モクセイ科
・落葉広葉樹

他の木を凌ぐ高さと大きく成長するタモは、根元から先端まで均一な木目が取れやすく適度な硬さがあり、フローリングに適した材です。硬く、粘りがあるため、衝撃吸収力が強く、足腰の負担を緩和します。はっきりした木目が特徴で、辺材は淡く白い色、芯材部分は茶褐色で、そのグラデーションと明るく柔らかい色合いから、優しい雰囲気のお部屋を好まれる方におすすめです。 加工性が良く、あらゆる造作材としても使用されています。
アメリカンブラックウォールナット
北米産/クルミ材
・広葉樹

世界三大銘木のひとつで、楽器や家具としても使われます。適度な油分を含んでいるためツヤがあり、自然物が作り出した絶妙な木目と重厚な雰囲気は、 ホテルのロビーや宝飾店など、高級感を演出する場ではよく使用される濃い色の床材です。木材自体は加工し易い上、材は硬質で狂いや歪みが少ない為、フローリングに適しています。経年変化で色が明るくなるのが特徴です。落ち着きのある空間がお好みの方には、おススメの材といえます。 
アカシア
熱帯~温帯地域に広く分布/
マメ科・環孔材
常緑広葉樹

植林材で成長が早く、比較的短期間で伐採が出来るため、広葉樹の中では導入コストが安い材といえます。 原材料になる木材は殆どが小径木のため、節や白太などを含む様々な色が混在するのが特徴です。赤・茶・黒・紫と様々な表情を持ち、濃淡があるため汚れが目立ちにくく、自然な空間を演出します。フローリング材としては適度な硬さがあり、腐食にも強いです。世界三大銘木であるチークの代用品としても用いられます。
天然木のスモールリーフアカシア(台湾・中国産)は、出材量が極端に少なく木目の美しさや強度、寸法安定性の高さから非常に高価な価格帯で取り扱われています。
本栗アンティーク
​北海道~九州
​ブナ科/落葉広葉樹

硬く弾力性があり、耐水性、耐久性に優れ、虫に強く、狂いが少ないのが特徴です。このため、古来から家の土台や湿気の多い地下室などにも使われます。エイジング加工を施して、アンティーク調に仕上げています。表面に凹凸があるため、場合によってはわずかにゴミが溜りますが、通常のお掃除で取り除くことが可能です。
木目が鮮明(色ムラあり)且つ上品なため、落ち着いた雰囲気を好む方に人気です。古民家・和モダン・洋風どちらにも合い、土足の床や一般住宅、店舗、事務所にもおススメです。 
ケンパス
東南アジア/
マメ科・広葉樹

高級材のカリンに似た淡く、温かみのある赤褐色のフローリングです。経年変化によって徐々に色が濃くなるのが特徴です。硬く、耐水性に優れていて、虫がつきにくく、日本では鉄道の枕木や公共施設の床として強度の必要な所で使われてきました。その美しさと強さから、内装材としても注目を集めています。高級感があり、白壁との相性の良い材です。
レッドパイン
欧米/
マツ科・針葉樹

節があり、白みと赤みが混在するナチュラルな雰囲気が人気です。針葉樹としては硬めですが、比重が軽く、空気の層を多く含んでいるため肌触りが良く、素足でも心地良いフローリングです。木自体に松脂(松ヤニ)を多く含むため、あめ色になり、経年変化を楽しむ素材です。節の多いものは比較的安価に流通しています。カントリー調や気取らないカジュアルさをお好みの方におすすめです。
本栗
日本/
ブナ科・広葉樹

木目の流れが美しく(ナラに似ています)硬さと弾力性が特徴です。所々に小さな節が見られます。硬く耐久性があり腐りにくいため、土台等にも使用されています。タンニンを多く含むため、栗色から黒褐色に変化し、経年変化を楽しむ素材です。湿気にも強く良材ですが、加工が難しいため流通量は少ないです。洋風・和風どちらにも合い、ナチュラルな雰囲気をイメージの方におすすめです。
西南桜
中国西南部/
カバノキ科・
落葉樹

ピンク系色で美しい光沢が高級感を醸し、柔らかな肌目と控えめな木目や色で、特に女性の方に人気の商品です。 また寸法安定性に優れ、実用的にもかかわらず、手の届きやすい価格で流通しており、コストパフォーマンスが高い材といえます。耐水性が高く、害虫も出にくいため、床材に適しています。杉やパインよりキズや凹みが気にならない中程度の硬さで、明るく、柔らかな空間をイメージの方におすすめです。
北海道~九州
スギ科・針葉樹

国産針葉樹の代表格です。柔らかく、木目が真っすぐで加工しやすいのが特徴です。心・辺材の色の差がハッキリしていて、杉特有の香りがします。心材に含まれる成分は水や害虫に強く、木独特の風合いを楽しめることもあり、建築材をはじめ有用材として様々な用途に用いられてきた材です。

▼お気軽にお問い合わせください

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