基礎の種類と違い

ベタ基礎

住宅床面全体に鉄筋コンクリートを流し込みます。建物基礎部分と一体化し、建物を面で支え、強固な基礎構造です。防湿効果があり、シロアリによる被害も防ぎやすいのが特徴です。

布基礎

コンクリートが、連続して設けられた基礎のこと。建築物の外周部や主要な間仕切り壁の骨組み（軸組み）の下や、トイレ、浴室まわりなどに設置します。地盤に対しては、ベタ基礎より小さな床面積で住宅の重さを受けます。荷重の小さい建物で採用され、費用はベタ基礎より安価です。

独立基礎

コンクリートで固められた直方体、四角錘で、一本ずつの柱の位置に、その柱だけを支えるように単独で設けられた基礎のことです。点で支えるシンプルな構造になる分、荷重の小さい建物で採用され、費用はベタ基礎より安価です。