リフォーム時期の目安
”リフォーム時の兆し”について
一生に一度の”マイホーム取得”。ピカピカと新品の室内を眺め、誰もが思います。「汚さずキズ付けずに、大切に住もう!」と心に誓います。ところが、築年数の経過と共に、記憶は薄れ、家族が増え、ライフスタイルが変わり、不本意ながら家は沢山の「時(歴史=キズ)」を刻んでいきます。
でもこれ、自然なんです。住んでいれば、汚れます。(不本意ながら)キズも付いちゃいます。我が家もそうです。最近お問い合わせが多いのが、築30年を経過した家。お客様の「実は、感じていた」という”マイホームからのメッセージ”を幾つかご紹介していきます。
マイホームからのメッセージ(おおむね築30年以上)
■床のきしみ・建具のガタツキ
■冬寒く、夏暑い
■床下が土壌で腐食、白アリ
耐久性の要ともいえる基礎工事。家の重さを地面に伝え、”地面からの湿気”から家を守るため、通常”ベタ基礎”の上に家を建てます。
しかしながら、 築年数の多い住宅では”布基礎や独立基礎”で建築されている場合が多く見られ、湿気による床材腐食の恐れがあります。高温多湿な日本において”湿気”は重要な課題です。
築年数の多い住宅の殆どには和室があるため、畳をめくり確認することが出来ます。
「もしかして我が家も…」と心当たり方は、お早めにご相談ください。
■浴室・トイレ・キッチンがタイル貼り
■クロスの剥がれ・ヒビがある
■ベランダの汚れやサビ
「ベランダの劣化で、建物沿いに水が垂れる」
「最近サビが広がり、腐食が心配」
エクステリアで、梅雨や台風の時期にお問い合わせが多いのがベランダの腐食です。
排水不良の場合、雨漏りや住宅そのものの腐食の原因にもなります。
ベランダの点検は、7~10年を目安におススメしており、防水工事が必要なケースも多々あります。「まだ一度も…」とおっしゃるお宅でも、思い立った時が点検時です!
外壁塗装リフォームの目安
サイディング・モルタルの割れ①
外壁に関するお問い合わせで多いのが
・外壁の色あせ
・汚れ
・カビ・コケの発生
・コーキング(外壁材の目地を埋めるために使
用) の 劣化
・外壁を指でなでると白い粉がつく”チョーキング現
象” です。
これらを放置していると、防水が切れ、水分が徐々に
浸透し、柱が腐ったり、鉄筋が錆びてしまいます。
外壁塗料の種類によってもメンテナンスが必要な時
期が異なりますので、主な塗料と時期は一つの目安
として次にご紹介します。
サイディング・モルタルの割れ②
外壁塗料の種類によってもメンテナンスが必要な時期が異なりますので、主な塗料と時期は下記を一つの目安としてご参考にしてください。
・アクリル塗料 … 5~ 7年
・ウレタン塗料 … 8~10年
・シリコン塗料 … 10~15年
・フッ素塗料 … 15~20年
この年数をご覧になると、皆さん「こんなに短いの?」と驚かれます。
外壁は、風雨やホコリ、紫外線にさらされているため、想像より過酷な環境の中で住む人を守ってくれています。これらの年数を目安にメンテナンスを行うことで、大切な家を長く、丈夫でキレイに保つことができます。日々の生活も安心、快適に過ごしていきたいですね。
※丁寧、正確な作業だからこそ、工事日程は2週間前後かかります。外壁が濡れている状態での施工や下塗りが乾いていない状態での中塗り、上塗り施工はいたしませんので、季節や天候によっては工期が大幅に変わる可能性があります。